徒然なるblog
 
参加したライブの話題を中心にするBlog
 



舞台

ラスト・ファイヴ・イヤーズ

横浜BLITZの追加公演に行ってきました。
出演はjamie:山本耕史、catherine:Naoの2人のみ。しかし、実際には絡みはほとんどなく、個々の一人舞台の様相が濃い。
舞台はシンプルに椅子と机と、衣装ケースが置いてあるだけ。見えやすいような工夫として床全体が上にせり出してあり、斜めになっている。そして左サイドには、このミュージカルの目玉でもあるバンド。ピアノ・ベース・ギター・バイオリンなどの奏者が居るスペース。

席はどセンター9列目。PA席よりちょっと前と、舞台を見るのにはサイコーのポジション。普通に招待客とかが案内されるような席だったのでよかったですが、内容的にはだめだめでした。今まで私が見た舞台の中で最低でした。

時間は5分押しの19時5分から開始。まずは淡いグリーンを貴重にしたワンピースでnaoが登場。そしてjamieとの別れについて歌い上げていく。基本的に歌が場面や科白を包括しており、全編歌ということは、こういうことか。。。と納得はした。そしてまずは別れを描いてから、本編に入るのかな?と思って見ていく。そして颯爽としてヤマコー登場。作家というシチュエーションで、ノートパソコンとか、辞書とか、原稿とかが小物としていっぱい登場。naoは歌中心だったけど、ヤマコーは踊りもこなすのね。と思いながら見ていく。しかし、ヤマコーとの絡みが全く無く歌い終わり、今度はnaoが歌いだす。ここで違和感。なんかシチュエーションが全く違うぞ?別れる前を歌っている。次にヤマコーが歌うと、出会いから少し経った2人を歌い上げている。勘弁してくれ~、2人による一人舞台かよ。。。そして演じるというよりは歌や踊りから2人の場面を創造しろと。。。。そんな感じですね。終わりの解っている物語なんか面白くもなんとも無い。しかも間間になんかすごいシチュエーションでもあるのかと思ってみていても日常が歌い上げられているだけだし。。。

物語は5年間で別れた男女の出会い、結婚、離婚を歌い上げているだけ。ミュージカルとして捕らえて行った私自身の間違えに漸く気づく。

ヤマコーファンの女性がほとんどを占めていたけど、これはヤマコーのファンじゃないときついなぁ~。naoもきちんと歌ってはいるが、表情が時たまダメ。歌うのに重点を置いてしまい、舞台なのに表情とかがアンバランスになる。

多分もうこの手の舞台は2度と見に行かないな。。。。

一応、見所は唯一2人の時が交差する結婚式の場面。その時だけは2人の時間は同じで、結婚式やデートなどの場面が繰り広げられ、2人の幸せそうな時間を感じることが出来る。そこで唯一歌に対して拍手が1人在ったのですが、それでこれがミュージカルだということを思い出しましたw。
歌った後に拍手も無いミュージカルですからね。如何につまらないのかわかるというものです。



8月6日(土)10:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 舞台 | 管理

新宿紀伊國屋サザンシアター「多重人格探偵サイコ/新劇 雨宮一彦の消滅」

出演者:唐橋充・原田大二郎・松本まりか・正木蒼二・山前麻緒・高橋亜紀・大石竜一・加藤隼平・長谷川葵

舞台は少年エースで掲載されていた「サイコ」のアナザーストーリー。今日は初日なので脚本どおりにやるのかと思っていたのに結果としてはアドリブだらけw。まぁやろうと思ったアドリブじゃなくて結果アドリブになっていただけなんだけどw。

どんなストーリーなのか全く予備知識がないので見ていて理解が出来ないときついと思ったけど、最初から結構すんなりと内容が理解できる。多重人格の主人公を唐橋君が、刑事役に原田大二郎さんが、ヒロインが松本まりかちゃん。そして原田刑事の部下が正木蒼二さん。

まずは唐橋君が絡みで登場。一仕事を終えた後に夢を見ているっていう設定で第一幕が始まる。って感じでいいのかな?

第一幕は誘拐された少女がまりかちゃん。それを助けにきた刑事が原田さん。アシスタント探偵に唐橋君。建物の中には既に生きているだけという感じの誘拐された人々とは対照的に元気なまりかちゃん。そして助けに来る原田さん。しか~し、なぜか犯人は既に密室で殺されているという罠。そこへ突然、核戦争?が発生し、大量の死体と、廃墟と化した建物。そして閉じ込められた主人公たち。踊りの場面があるのだが、死体役の群舞はゆっくりダンスなので特に見所はなし。群舞の皆さんごめんなさい。まりかちゃんも踊るんだが、死体役が大人数なのでぶつかったりして踊りにくそう。このダンスシーンは一応まりかちゃんの見せ場なんだろうけど、ちょっと今一だった。ここで主人公とヒロインは多重人格であることが発覚。主人公は完全に性格が入れ替わるタイプ。ヒロインは全てに人格で一人を形成するタイプ。まぁ責任論なんてのには興味ないのでメッセージは受け取りましたが、それについて考えることはありませんw。

ここで一番面白かったのは、唐橋君が台詞を忘れたシーン。唐橋君が台詞を言わないので大二郎さんが「まだ続きがあったと思うんですが?」というと「知りません」と答える(爆)。「もう一回言い直しましょうか?」と2度同じ台詞を言うが「わかりません」と答える(核爆)。隣で素でまりかちゃんも笑っているw。パニックになっている唐橋君。大二郎さんも「あなたの変わりに言ってあげたいぐらいです」と言うが、同じようにどんな台詞だったかわからないので言うことができないw。そして、まりかちゃんが「それでは胡蝶の話をしましょうか?」とそのシーンを飛ばそうと提案(爆)。「それいいですね。それで行きましょう」と答える唐橋君に、「どこに行ってしまうんだろうか?と思ったけど、そこに行くのね」と答える大二郎さん。もう素敵過ぎで爆笑です。そしてまりかちゃんもあせっていたのかドラえもんの例え話を間違えて、台詞中に「あ!違う」とか言って言い直しているし(爆)。もうグダグダすぎて爆笑もんです。

そして最後には、コンピューターも夢を見る。ってことで第一幕はアバター(コンピューターのメールソフトのキャラクター)の世界ってことで終了。何気に唐橋君は小林・西園・雨宮の多重人格の3役を表現分けしているので大したもんです。対してまりかちゃんの多重人格分けは意味が無さ過ぎるしw。

第二幕はそのコンピューターの所有者の世界。この幕はまりかちゃんが主役。1部では映像でしか出てこなかった美和役。白のドレスで踊るシーンが見所。ここではバレエのように踊る*1。白いドレスがロングチュチュみたいできれいでした。そして妖艶な少女とかいうのを演じていたけど、軽く西園役の唐橋君にあしらわれる。その唐橋君は西園役のみ。けど西園役みたいなのは唐橋君に合っているような気がする。

少女は誘拐されてきたが西園に助けられた。という最初ストーリーだったが、結局は死亡した美和の夢という落ち。ここで物語の伏線として西園、つまり唐橋君が演じる役は物語が終了すると逃げることができるということを臭わす。

ここのラストシーンでは笹山がかっこいい。そしてマナベには見えていない西園を笹山が見ているという場面で、「俺に見えているということはあんた存在しているんだな!」と語る。つまりは実世界?の雨宮に対して問いかける(影響を与える)ことができる存在になったということなのかな?

まぁ物語としては最初に雨宮一彦の夢と言っているだが、その雨宮が見ている夢の中で更に夢が見られているという設定が面白い。



4月7日(木)00:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 舞台 | 管理

新宿紀伊國屋サザンシアター「多重人格探偵サイコ/新劇 雨宮一彦の消滅」その2

第三幕は第二幕の続き。それぞれが夢というキーワードでつながっていく。。。まずは連続殺人犯連続殺人事件の捜査の続きを行っている笹山役の原田さん。そこに女子高生役としてまりかちゃん登場。援助交際をしている女子高生役なので、一転してちゃらちゃらとした役。ここでの掛相漫才は結構面白い。まぁここら辺りからちらほらと観客から笑い声が出てきたかな?

ここで唐橋君は大江公彦として登場。彼はこの世界の『作者』であるという。つまりこの世界を作成しているのは自分であると名乗り出てくるわけだが、それにどういう意味があるのだろうか?つまりは深層心理で現実世界へと戻りたいと思った雨宮が作り出した役が笹山ということなのかな?でその作者である大江が作り出した『マナベの世界』が亜紀ちゃん登場するマナベとマナベの妹の世界。存在感はあったけど、本当に一瞬ですか?ということだった。。。マジですかぁ~。面白いシーンだけど、亜紀ちゃんの演技は。。。。この世界が現実ではないという証拠のシーンで重要ではあるけど、亜紀ちゃんである必要性はないなぁ~。

この後も、まりかちゃんは手に持っている漫画が表紙から抜け落ちて下に落ちたり、牢屋が倒れてきたりといろいろハプニングがありながらもなんとか演技をこなしていく。。。

そして、大江が崩壊した後に笹山が現実世界に雨宮を引き戻す場面で、観客に一緒に「雨宮一彦の話をしよう」と一緒に言ってくれとゼスチャーしてくる(爆)。いきなりで対応できませんし、私は後ろの方なのでwwww。結局観客は誰も言ってくれませんでしたとさw。そして現実世界に雨宮が戻って物語り終了。

最後カーテンコールで全員が観客に頭を下げるが、幕が下りていないのに顔を上げようとする人多数w。皆さん、ちゃんと幕が下がるまで我慢してください(爆)



4月7日(木)00:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 舞台 | 管理

小野真弓「月の子供」

今年初に見る舞台がこの「月の子供」。演出は日テレで放送している「87%~私の5年生存率~」の脚本家の秦建日子さん。

で、難しい!難しい!という風に言われていたけど、結構すんなりと見ることができた。一部では笑えたし、泣けたし。。。しかも小さなステージなので30人のダンサーが踊ると座っている椅子まで大きく揺れるので迫力があった。

さて内容だが、まずは主役の小野真弓ちゃんが登場。小野ちゃんは12歳の男の子という設定。そのために髪をばっさりと切り、ヘアピンで前髪を留めているのできちんと男に見える。まぁ体系も男の子っぽいというのも在るんですが(爆)。で、いろんなことを話してはすぐに話の路線が外れていくという人物像をアピールしていく。で、その中でこの舞台のタイトルでもある「月の子供」という表現が。。。月は重力が小さいのでそこで育った子供達は筋力がないので地球にくると「べちゃー」とつぶれてしまうという表現がかなりあった。そこら辺りであぁ~この舞台はこの子供の空想による話なんだな!と気が付く。

で、圧巻だったのはその最初のステージからいきなり30人のダンサーによる群舞があったこと。まぁ小野ちゃんはどっちらかというと『必死』という感じが伝わってくる(汗)。で、その小野ちゃんの左後ろに居る女性がうまかったですね。まぁ群舞のセンター中央を張っているだけはある。でやはり後ろの方は。。。でも100人ぐらいしか入らない小劇場の小さなステージで30人が踊ると地鳴りのような感じになってすごかった。去年「スター誕生」でこれ以上の群舞を観たけどあそこは大きな劇場なのでそんな体験はできないから。。。。

で、ここら辺からは日本のいろいろな現状を皮肉ったような感じになっていく。乗れない満員電車では、律儀に並ぶ日本人体質みたいなもんを。大きな意味では資本主義の階級社会の差別みたいなもんを。自分の能力を発揮できない派閥争いみたいなもんを。深く考えていくと「もしかしてここもそうなのか?」って場面が多々ある。で、結局は現状を打破したいけど、日々脱却できない人達がいっぱい居るね!ってところかな?

「守られなかった約束!」って台詞が最初の中では印象的。今の現状が約束が守られなかったからという風にしたいからなのか?それとも何かの約束をしたのに守ってくれてない周りの大人に対して憤慨しているのかはわからないけど。。。「名前が知りたい」というのもずっと繰り返されていますね。まぁこれらはサトル君の願望が「自分の親と自分の本当の名前が知りたい」という思いがあるからしょうがないかな。

結局は舞台を通して今の日本のテレビ業界とか報道機関とか政治家とか夫婦関係とか親子関係とか。。。とにかく出演してきた役の人達に対して「今のままでいいんかい?」と批判しているのだと思ったんですけどね。最後は抽象的な物言いで人生とはこう在らねばならんということを表現もしているし。。。。




1月28日(金)00:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 舞台 | 管理

プレイス

今日定時終了後、携帯のメールをチェックするとなんと町田恭子ちゃんが今日から舞台をやるというメールが。。。。昼見たときはそんなメールは届いていなかったのに。。。。
でパソコンの詳細を見るとなんと18:30から急いで帰宅準備をして電車に乗る。18時に電車に乗り、18時半に問題の劇場に到着。席は大丈夫かと確認すると問題ないとのこと。誰を見に来ましたか?と聞かれたので当然町田恭子ちゃんと答える。
内容についてはまだ舞台があるので言えないのが残念です。舞台は1時間と短いですが、本当に間近で恭子ちゃんの演技が見れます。内容も楽しめるものとなっていますので興味がある方は参加してみましょう~wと宣伝してみる。小屋は小さくて20名程度しか入れないので沢山来ると困りますが、多分大丈夫でしょうw。
ちなみに背景の写真が町田恭子ちゃんです。
プレイスの詳細についてはこちらからどうぞ。



8月19日(木)21:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 舞台 | 管理


(1/1ページ)